スマイル・ワールドについて

どうも、お久しぶり...でもないですね。

遊戯王ARC-Vも終わったし、ヴォーカルベストが発売されるのは何時だろうかと検索かけてたわけですが
そんな中こんな記事を見かけました。

遊 戯 王アーク・ファイブ炎上問題とは

ニコニコ大百科の記事なのですが、こんなの出来てたんですね。
この記事、どうやら他の遊戯王記事がARC-V関連で荒れたため、炎上関係を分離した模様。
うーん、かしこい!

内容を読み進めていくと随分ARC-Vに否定的な人たちが編集した記事のようです。
まぁ、こんな記事作るくらいだから大半は否定的な人たちになるよね。
このARC-Vという作品については、以前私も記事にしています。

遊戯王ARC-V

先の、ニコニコ大百科の記事、私からすると細かい所ではいろいろ突っ込みどころはあるんですが、大筋は外していませんし、冗長なことを除けば大変参考になる記事と言えます。
なんせ、ARC-V、スマイル教に染まって頭空っぽにして見ないと肯定側も擁護できない作品...
私としても、この作品の擁護は出来ねぇ...と思っている訳ですが、内容を全否定したくない作品でもあります。

そんな中、件の記述の中で気になるものが一つ

炎上スマイル

ん?

おいちょっと待て!

スマイル・ワールドの存在意義が不明?

いやいやいやいや
スマイルワールドなんてこれだけ描写不足が嘆かれる本作品において、これでもかというくらい執拗に描写がなされたカードですよ?
それを存在意義不明?
何をおっしゃるウサギさん。
そこ否定したらARC-Vは中身が本当に何もない、アニメになってしまうよ!?

こりゃ記事を書かなきゃいかんというわけで、今回のテーマは「スマイル・ワールド」についてです。

さて、私は記事を書くに当たり簡単に集められる情報は集める主義です、というか普通の文章書きはそれ以上の事をすると思います。

てな訳で、早速遊戯王wikiで<<スマイル・ワールド>>の記事を閲覧します。主に登場したデュエルを確認する目的で。

おや?


...





私が書きたかったことの大半が書かれているじゃないですか!?

え?どういうこと、炎上問題記事の件の記述書いた人は遊戯王wiki確認しなかったの?OCG化されてること知らんの?

一応、ニコニコ大百科にもスマイル・ワールドの記事が存在したので確認してみます。

あっ...(察し)

確認されたのはそこまでひどい記事では無いですが、スマイル・ワールドに対してちょっと否定的な記事。
えぇ...まぁここに書かれてることは否定できませんよ...
そうかー、ニコニコ大百科の記事はアンチの巣窟かー、自分でも炎上問題記事は否定的な人が書いてるって言ったじゃん!
つまりそういう事だ。
なんとなく、ニコニコ大百科はwikipediaと同じ未来を辿る気がしましたまる
今の世の中、多面的に情報集めないとマジで偏った情報しか出てこないのな...

てな訳で、遊戯王が好きな人で編集されているであろう(まだアンチの手が伸びてきていない)遊戯王wikiには、しっかりとスマイル・ワールドの意義が書かれているので、その記述を補足する形で進めていこうと思います。

まずはカード効果

通常魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
フィールドのモンスターの数×100アップする。

非情に癖が強い効果です。
単純に攻撃力アップのカードとして使うだけではアドバンテージがあまり得られないカード、他に上位互換があるってやつです。
当然コンボ前提となります。使い方はwikiやニコニコ大百科(OCGについてはまとも)見てください。

さて、このカードはARC-Vにおいて遊矢の父、榊遊勝が使用したとされるカードで、遊矢の母が思いつめる遊矢に対し喝を入れるために行ったデュエルで使用、遊矢に父のデュエルに対する姿勢の一端を伝えます。
このデュエル中において、遊矢も相手の墓地の魔法カードを使うカードも利用してスマイル・ワールドを使用、デュエルに勝利、このカードはデュエル後に母から遊矢に託されます。

ここでのスマイル・ワールドの役割は目標の定まらなくなった遊矢に対する道標、前に進むための力を与えることです。
正直このスマイル・ワールドというカード、結果としては遊矢にとってはただの足枷でした。視聴者からは遊矢の成長が見られないと批判されるわけですが、実はここに遊矢の成長を逆戻りさせる描写が合ったわけですね。
つまり、それまで遊矢は父の背中を追ってデュエルをし、曲がりなりにも成長してきたわけですが、それだけでは前に進むことが出来なくなり、縋った先はやはり父の背中になった、逆戻りしたというわけです。
そもそも、人間、常に成長するわけではありませんし、成長の逆戻りは別に良いんじゃないかと思います。

ちょっと脇道に寄りましたが、抑えておきたいのは、スマイルワールドは遊勝が遊矢に渡した重要なカードというわけではなく、繰り返しですが、母が遊矢に渡した、父の姿という道標と言うことです。


スマイル・ワールド、次の登場はシンクロ次元、VSセルゲイ、遊矢は柚子の笑顔を守るためと、手札コストとしてこのカードを捨てます。
ここでのメッセージとしては、遊矢はスマイルワールドを使うことが出来なかった(使い方がわからなかった)、エンタメデュエリストとしての父との差が大きく開いていることでしょう。


次の登場はVSジャック・アトラスの2戦目、このデュエルでは計2回使用されます。
一度目の使用はジャックに「借り物の言葉」と否定されます。
この場面の意味としては、VS母の時はスマイル・ワールドのメッセージを受け手として享受した遊矢が、その時と同じメッセージをジャックに伝えようとしたからかと思います。
つまり、母と遊矢という条件で成立していたデュエルをジャックに対して仕掛けたわけです。ジャックからしたら突然のろけ話をされたようなものですから、ちょっとムッとします。
この場面の役割は、遊矢が父のデュエルを理解できていない、単なる摸倣に過ぎないことの描写かと思います。

同じデュエル中、2回目の発動はトドメの場面、ここでスマイル・ワールドという呪縛に囚われ、成長が逆戻りしていた遊矢は元の立ち位置まで戻ってきます。
これは、以前にも書いたようにポーカーを題材とした遊矢のデュエル(これはミッチー戦などでも見られました)をしている事からもわかります。
そして、ジャックは自分の言葉を語るためにスマイル・ワールドを受け入れ自分のものとした遊矢をキングとして認めるわけです。

遊矢はここからエクシーズ次元でスマイル・ワールドを使って、アカデミア軍やらレジスタンスを洗脳、もとい改心させてしていくわけですが、ここちょっと駆け足でしたね。視聴者は困惑しています。やりたかったことは分かるのだけど。

そもそもスマイル・ワールドとは何か?
これは榊遊勝そのものと描かれています。
エクシーズ次元、エド・フェニックスはスマイルワールドの片割れを持っており、エドも榊遊矢に榊遊勝の息子としての立場を求めています。
カイトも遊勝の弟子ですし、エクシーズ次元における遊矢は父親の姿を追いかけている状況を脱していません。
(タイラー姉妹は私には良くわかりません。妹ちゃんかわいいです。)


続いて、融合次元です。
スマイル・ワールドの登場の前に一つ、BB戦について触れます。
このデュエルスマイル・ワールドが出てこない、遊矢がBBの姿に自分をかさねている、遊矢が自分のデュエルを披露する、と実はかなり重要なデュエルです。遊矢のエンタメデュエルはここで一度完成形を表しており、遊矢の成長が伺えます。

しかしながら、遊矢こそが次元戦争の原因、ズァークそのものだったという事実に遊矢はぶつかります。
はい、ご察しの通り遊矢の成長はまた巻き戻ります。
遊矢はユーリとのデュエル中、スマイル・ワールドを父、遊勝と見立て、それに縋りながらデュエルを進めていきます。

そして、デュエルの最中、罠カード「決別」を発動、父そのものと考えてきたスマイル・ワールドを捨てます。
完全に余談ですが、この「決別」というカード、所謂遊戯王の中盤に出てくるストーリー上のキーカードです。
GXで言えば「融合破棄」、ZEXALで言えば「VAIN-裏切りの嘲笑」なんかがそれですね。5D'sは遊星が悪落ちしないので判断が難しいですが、「Z-ONE」とかでしょうか?初代はちょっと思いつきません。千年アイテム?ちょっと違うか。

さて、スマイル・ワールドと決別した遊矢は遊戯王恒例の悪落ち、ズァークとなります。
ここで、ちょっと最初のニコニコの記事に戻りますが、遊矢はここでスマイル・ワールドと決別、以降このカードは出てきません。
これが、ラストデュエルでスマイル・ワールドが出てこない理由です。

これだけで終わっても良いですし、こっからはグダグダなのですが、お付き合い頂ける方、もう少し続けますのでお付き合いください。

スマイル・ワールドは先に述べた通り、決別後は退場なのですが、似たようなカードとしてスマイル・ユニバースが登場します。

スマイル・ユニバース
速攻魔法
このカードを発動するターン、お互いのプレイヤーは、
このカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できず、攻撃もできない。
①:Pモンスターを自分のエクストラデッキから可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは通常モンスターとして扱い、その効果は無効化される。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力の合計分だけ相手のLPを回復する。

まぁ、ぶっ壊れカードなんですが、それはひとまず置いておきましょう。

このスマイル・ユニバース、ズァークの中で閉じこもっていた遊矢が表に出てきた際に使用したカードなんですが、この意味は何なんでしょうね?
立ち位置としては融合・シンクロ・エクシーズを打ち消すエンシリーズの5枚目、ペンデュラムを打ち消すカードです。
そもそも、ペンデュラムカード、遊矢がずっと自分の生み出したカード、自分の力だと思っていたわけですが、実際にはズァークが生み出したものであったことが、このデュエル中に判明しています。
ここまでの解釈は容易で、つまり、ペンデュラムからの脱却、ズァークとの決別を意味するカードです。
実際の所、遊矢のデュエルはペンデュラムと密接に関わってきましたが、その本質は遊ぶデュエルであり、ペンデュラムは道具に過ぎません。
この辺は最終戦でトドメの際にペンデュラムスケールは除外、ご退場していることからも伺えるかと思います。

では、何故、スマイル・ユニバースである必要があったのでしょうか?

これは、良くわかりません。
私の想像では、ズァーク戦に立ち向かった、ランサーズ、レイ達、プロフェッサーに加えて、最後のピース、次元戦争に立ち向かい続けた父親と、肩を並べて勝利を掴み取るという事を描きたかったのかなと思います。
父親の姿を追いかける自分との決別を経て、父親と肩を並べられるデュエリストになる。
つまり、スマイル・ユニバースは、父親の象徴であるスマイル・ワールドと、次元を渡り、様々な世界を経験して成長した遊矢の二人の力を合わせたカード、スマイルとユニバースを表すカード!...だと良いですね。


最後に
長々と語りましたが、スマイル・ワールドはARC-V2年目以降の物語の軸となったカードです。
このカードの扱われ方を追いかけることで、描写不足でわかりにくい主人公遊矢の成長も理解しやすくなるのではないでしょうか?
このカードを否定してしまうと、本当にARC-Vは(ニコニコ大百科で問題点として挙げられていた他の事由によって)何もなくなると思います。
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劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

そろそろネタバレ感想許されるかな?

ARC-Vの感想ガッツリ書いて疲れてからこれ書いてる&見てからそれなりに時期が経ってるのであっさり行きましょう。

総評、非常に良い。

SAO見ている時はアスナが黒の剣士の背中を思い出して、100層へ向かって行き、シリカ助けるあたりで感動してました。

後々考えてみると、一番深いのは「あんなクソゲーの記憶奪ったっていいだろ」と言っていたEijiが、キリトに負け、教授からSAOの記憶奪われる事を恐れた場面、そして全てが終わった後に涙する場面だと思います。
記憶(SAO時代の)っていうのが一つのテーマになってるわけだけど、これについて描かれてるのはユナとEijiとアスナとクライン。この4人はそれぞれ立場が違って、これを正しく受け止めるのが視聴者としての役割かと思う。

この4人、立場は大別するなら、ユナとクライン、Eijiとアスナがそれぞれ同じグループになります。
前者二人は、SAOの記憶にはそこまで執着がない。それは、すでに死んでしまっている事に由来する諦めであったり、過去に対する大人びた考えによる諦めであったりする。
後者の二人はSAOの記憶に非常に執着している。アスナは、過去から続く今の自分を形づくるものとして、Eijiは過去に対する後悔と今の自分の強さの証明をする対象として執着している。

正直、この映画で描かれている事件はSAO関係者以外には全く無関係である。
事実、物語中でも必死なキリト君に一般人はドン引きです。

でも、そこにはいろいろなSAOプレイヤーのいろいろな記憶に対する思いが詰まっており、SAOの代名詞である一種の自身の存在を掛けたデスゲームなのであるという感じ。
その辺は事件のきっかけとなった、SAO事件の纏め本にも最終的に反映されている。

SAO作品全体に対するこのゲームの役割はアリシゼーションへのつなぎですね、つまり思いの強さ。
これは、原作でも語られているように、茅場が信じた人間の可能性、つまるところソードアート・オンラインが求めたものです。
冒頭に感想で述べたアスナが黒の剣士の背中を思い出す場面や、マザーズ・ロザリオを繰り出す場面、VRから飛び出してきたキリトなんかはまさしく思いの強さですし、教授やEiji、ユナの行動も一種の思いの強さだと思います。
もちろん、ダイレクトにラースの話も出てきました。

眠くて頭が回りませんし(現在、明朝4時10分)難しい話はこの辺にして、上映中に私が思ってたことなど、

「空白さんはやっぱり最強だぜ!」
はい、結構思った人多かったと思います。オーディナルスケールランキング一位はユナ、物語の最重要事項なので、序盤はプレイヤーネームが空欄になっているのですが、一位の名前空欄とかどう見ても空白です、本当にありがとうございました!
さぁ、ゲームを始めよう。

「ユナちゃん色っぽい」
ユナちゃん色っぽいです。
delete歌ってるシーンとかめっちゃ良かったよね。
一種、初音ミクとかの最終進化系なわけだけど、電子アイドルって年取らないし、AIと歌唱力が人間と比べて遜色ないレベルになったらアイドルとして最強だよね。
そりゃ世界中が熱狂するわ

「キリトの戦闘後の癖」
序盤からずっとこの癖出てないな-、ミスかなーと思ってましたが、最後、黒の剣士の姿の時に出ましたね、流石にミスではなく演出だったか、剣大きすぎて不格好だったけど

こんな感じ、とても面白かったのでみんな見てくれよな!
(もっともネタバレ回避で見てない人はこの記事のここまでたどり着かないかもですが...)

これは円盤買おうかな-、まずは入場特典で貰った小説読まないとな...

遊戯王ARC-V

3年間続いた遊戯王の一つのシリーズが終わりました。

これから書く感想は、最終話視聴直後にTwitterで呟いたんですが、字数制限とかあったのでこっちに改めて書きます。
内容はTwitterのものとほぼ同じなのであしからず。

最終話について

最終話(148話)「ペンデュラムが描く奇跡」
奇跡と軌跡を掛けたタイトルですね
因みに過去作の最終話タイトルはこちら

遊戯王デュエルモンスターズ
224話「光の中へ完結する物語」
(原作は遊闘343「遊戯 王」)

遊戯王デュエルモンスターズGX
180話「真の卒業デュエル!十代VS伝説のデュエリスト」

遊戯王5D's
154話「光り差す未来へ」

遊戯王ZEXAL
146話「絆よ永遠に…かっとビングだぜ、オレたち!!」

まぁ、タイトルは5D’sからの流れを汲んで主人公に関係したワードですね。
これ自体は特に問題ないと思います。
お楽しみの方ではなかったかと言う感じですが、最終話の内容的にもペンデュラムで良いでしょう。

最終話の率直な感想として、デュエル構成と言うかコンテ的な物は悪くなかったと思います。と言うか普通に歴代に大きく差がつかないくらいには良い。

ただ、これまでの物語の描写が圧倒的に足りなすぎる...

最終戦、遊矢はユート、ユーゴ、ユーリと協力して零児に対抗します。

は?

まぁ、ユートについては良いです。シリーズを通して遊矢との絆がしっかりと描写されており、覇王黒竜もこれまでのデュエルにおける扱いは色々ありますが、遊矢とユートが使う既出のカードです。

で、ユーリ、ユーゴはそんな描写ありました?
ユーリについてはデュエルでわかりあったと言う言い訳が出来なくもないですが、当時の遊矢の状況的に和解したとは思えません。そもそもユーゴに至っては直接の面識ないのでは?

せっかくフュージョンゲート、シンクロゲートという脚本的に良いカードを使っているのに、ここで二人の新規ドラゴンを出したら意味ないでしょう?
この場面で重要なことはギャラリーも言っています

「融合からエクシーズに繋ぐ」

これを描かなきゃいけない。
そしてそのパーツも準備がありました。
ただ...

圧倒的描写不足

ここで新規ドラゴンなんて出そうものならそっちに気が引かれてしまいますね。
しかも、ここでの彼らの役割は殺られ役なんですよ!
新規で出てきたドラゴン、視聴者はモンスター効果もよく理解していません。
デュエリストなら当然そこにも気が削がれてしまいます。
でも、彼らは殺られ役、すぐにご退場です。
視聴者を置いてけぼりにデュエルが進みます。

そもそも、なんでユーリくんとユーゴくんは遊矢に協力的なの?
なんでユート含め君たち仲がいいの?
漫画次元なの?
(漫画版ARCVは彼らは初めから一人の人間の中に入っている所から物語が始まります。正直、アニメでユートと遊矢の姿とデッキが入れ替わったシーンは漫画版からの逆輸入じゃないだろうか?)

そんなかんじで、視聴者を置いてけぼりにストーリーも進みます。
ここでの新規ドラゴンが既出なら視聴者はデュエルについてこれますし、おそらく新規ドラゴンをストーリーに組み込んだ段階で遊矢との関係も描写できるでしょう。
そうすれば、視聴者は詳細を考えずにデュエルの展開を楽しむことが出来たのでは無いでしょうか?

因みにニコニコ動画などのコメントを見ていると各種ゲート速攻魔法を「ご都合主義」やら「速攻魔法がフィールドに残ってるのはおかしい」等のコメントがありますが、

遊戯王の最終話はご都合主義カードが出てなんぼです!

事実過去シリーズもそんな感じでした。
ここでは、「融合からエクシーズに繋ぐこと」が大事ですから、このご都合主義カードは必須です。

速攻魔法云々については、もしかしてOCGプレイヤーじゃないのかな?という感じ。
光の護封剣と同じです、別に違和感ない。

とは言え、この辺の指摘はこれまでのARC-Vの展開によって細かいミスも許せなくなった故のものかと思います。デュエル構成ガタガタでしたから、プレイングミスは1つや2つじゃなかった。


お次、カルタと呼ばれているアクションカード集めについて
僕は悪くないと思います。
ここで、遊矢が実行しなければならないのは「遊矢のデュエルをすること」
事実、「俺のデュエルを見せる」と言っています。
ああいう他の遊びをデュエルに持ち込む戦術は遊矢らしくて非常に良い。
(そういった意味でも昔遊びテーマのSRを持つユーゴとのストーリーが描かれていないのはもったいない)
「遊矢のデュエルは子供の様に思いっきり遊ぶデュエル」です。
ここを批判する人はARC-Vがそもそも別に好きじゃない人か、ARC-Vに疲れてお楽しみを忘れてしまった人だと思います。
とは言え、BB戦、アクションデュエル含め、脚本に対してではないデュエル内容に対しての批判が出ていた部分ではありますから、ここが受け入れられないという人はARC-Vは合わない、それだけだと思います。
(もっとも、これもデュエル構成をアクションマジックに頼って、ピンチを回避やら軌跡で逃げ続けたツケだと思いますが...アニメARC-Vは手札にAカードを大量に加える戦術が存在するので漫画版のように1ターンに1枚とは出来ませんが、せめて発動できるのは1枚に制限しておくべきだったかもしれません...)

このシーンの不足点は、過去に遊矢が最も得意とするアクションフィールドとして登場した「アスレチックサーカス」が、何故「エンタメコロッセオ」になっているかについて、全く説明がないことぐらいかと思います。何故だ

余談ですが、スマイルワールドを全く使わなかったのも評価できますね。
スマイルワールドはあくまで親父のデュエルなので、しっかりと最終戦にかけて、権現坂とのデュエルからは、遊矢はしっかりと自分のデュエルが出来ているといえます。

トドメまでの流れについて
遊矢のカルタ戦術(仮)が成立、遊矢勝利か、と思われた所で零児が上を行きます。
しかし、それは遊矢の戦略の内だった...
最後はオッドアイズのリアクションフォースで勝利
良いんじゃないでしょうか?

流れだけ見れば全く悪いところがありません。

問題なのは、最後の一撃までの描写にしてはかなりあっさりしていたことでしょうか。
零児勝利かと思われた場面でレディエン(遊矢のレディース&ジェントルマンのパフォーマンスのこと)
まぁ、このレディエンは勝ち確でしか出てこない、唐突、煽り、「はぁ?なんだこいつ?(ミッチーの名言)」等、また賛否両論あるわけですが、この際そこは諦めましょう。
わたしは毎回、「はぁ?なんだこいつ?」と心のなかで言って楽しんでます。ミッチーありがとう!

で、逆転の内容としては、カルタ大会で集めた10枚の伏せカードを破壊、デッキから10体のEMを花火として打ち上げ、フィールドのペンデュラムモンスターの数×500オッドアイズを強化するというもの。
なんでかはわかりませんが、花火演出はARC-Vの中では至高のエンタメのようです。
(VS沢渡2戦目が評価良かったから?親父殿の得意フィールドのブロードハイウェイとかをみるに、もしかしたら作中のキャラは色んな色の光を見るのが好きなのかもしれませんね)
まぁ、僕にはよくわかりませんがそれも別にいいでしょう。
問題なのは、EM10体を花火で打ち上げるのが軽すぎたこと。
尺の関係か、これまでのレディエンに比べても、演出が少ないように思えます。

個人的には2点、この場面には不満があります。

まず、一つ目、ここで打ち上げたのは、それこそペンデュラム覚醒前から遊矢が使用していたカードもあります。
遊矢はここで「仲間の力を借りてパワーアップする」と言っています。
デッキから1体づつEMが登場、順に発射台の中に入って行くくらいの演出があっても良かったと私は思う。
そもそもEMはエンタメとメイトからの造語、つまり「エンタメイトはオッドアイズと共にエンターテイメントを披露する仲間たち」です。
彼らは主役でこそ無いものの、遊矢の部隊を支えるキャスト、いきなり花火として打ち上がって終わりというのはあっさりしすぎじゃないでしょうか?

そして2点目、ここで遊矢は「ペンデュラムが繋ぐ力、光のアークなのです」と発言しています。
しかし、実際には打ち上がった花火は特に意味のない墓地肥やしに過ぎず、なんか、ソリッドビジョンで天空には光のアークが描かれましたが、結局はフィールドのペンデュラムモンスターの数だけ攻撃力が上がっただけです。

そもそも、この場面勿体なすぎる!

考えてみるとこの場面、使用されたカードはデッキから打ち上がった10枚とスケールにセットされていた2体の合計12体です。

ここで、ちょっと思い出して頂きたいのがジャック戦の2戦目、遊矢はストレートペンデュラムという、レベル3~7のモンスターを繋ぐ戦術で勝利していました。
これは、おそらくポーカーを参考にした「遊矢のデュエル」だったわけですが...

本題からずれました。
つまり何が言いたいのかというと、これはこの結末に向けて過去話でカードのレベルとスケールを見直さなければならないんですが、
五光の魔術師はスケール12、イグニッションイーグルはスケール1であれば(実際にはスケール10見直しが必要)レベル2~レベル11のEMをデッキから打ち上げれば1~12まで全ての数字で軌跡が描かれるじゃないですか。

え?なんでやらなかったの?

これやってればまさしく全てのレベルを繋ぐ「光のアーク」になったよね?何故だ...

次、柚子関連。

圧倒的描写不足

行間を読めば柚子が何故ここで戻ってこれるのか、一応理由をつけて説明できるでしょう。
おそらく、ザークの闇の心が遊矢のデュエルで消え去ったことでレイはザークを押さえ込む役割を終えたからです。

今の描写量は不親切なのでは!?

そもそもレイは視聴者にとって謎の存在、なんてったってこいつの声は視聴者には聞こえませんでした。
ARC-Vのストーリー、スタンダード次元的には最後はレイラと柚子を救う展開なわけです。
レイラはレイと対話して犠牲となっていますが、一方の柚子sはただの被害者となっています。
せめて柚子くらいはレイと対話して、最終話までの展開を色々覚悟した上でザーク戦に臨んだほうが良かったのでは?
その方が、最後に帰ってきた時の「遊矢を信じてた」という言葉も重みが増すと思います。
今の描写量だと、「アッハイ」って感じです

最終話、最後の感想は、打ち切りENDについて
これはどうするか非常に難しい話です。
なので、これはただの私の希望になるのですが、最終戦はVS親父が良かったです。
まぁ、ストーリーどうするとか、似たデュエルになるであろうデニス戦が近すぎるとかあるんですが。
それこそ、今の流れなら親父デュエルディスク構えたんだから、何故か遊矢と過去に対戦したみんながデュエルディスク構えて、親父含めみんなでデュエルする展開、メリッサの実況のもと、みんなでアクションデュエルの口上を斉唱、ルール無視でエースモンスター全員が召喚、エースモンスターに乗ったデュエリスト勢揃い図でEND、とか冷静になると意味分からない展開でも私は良かった。

最終話の感想はここまで、後は全体の総評など。

総じて、シンクロ編の明らかなグダリが酷かった...

5D?sの世界を描きすぎです。(ARCVの世界ではなく)

あと、ゲストキャラを中心近くに置きすぎ。

ゲストキャラのジャックなんてシンクロ次元編でサヨナラでちょうど良かった。ただでさえシンクロ編長かったんだから...
クロウぐらいはシンクロ次元に仲間を探しに行ったという設定があるから連れて行くしかなかったと思いますが、別行動でザーク戦だけ権現坂とタッグで参加くらいで良かったのではないか。
(沢渡との関係が失くなるため権現坂とシンクロ勢として参加、そもそもスタンダード勢としてクロウが来る意味がわからない。)

カイトも敵対から出てくる必要なかった。レジスタンスの一員、そして遊勝の弟子として出て来るだけで良かったでしょう。
エドも遊勝の影響で、アカデミアのやり方に疑問を抱いた司令官で良かったと思う。
明日香くらいの立ち位置で、偶然、遊矢サイドに合流したというだけの話で十分。

描写不足とARC-Vという作品を視聴者に届かなくした原因は、ゲストキャラに縛られたことだと思います。

そもそもARCVは沢渡、権現坂、素良、黒咲(ネタ枠)、遊矢s、(個人的にはミッチーも)と中心的な良キャラが揃ってるんだから、ちゃんとARCVを中心に動かせば面白かったはずだし、事実ゲストキャラ出てくるまでの話は面白かった。

もういろいろ消化不良ですよね。

そもそもペンデュラムって一体何だったんでしょう?

わかってることは以下
・ペンデュラムを作ったのはザーク
・ザークがレイに負けたのが悔しくて作ったカード
・フィールドから墓地に行かない
・同時に召喚
・何度でも蘇る

良くわかりません、そもそも親父が遊矢にあげたペンデュラムの首飾りは柚子sみたいに遊矢が持っていたもの(ザークの持ち物)なのか、それとは関係ない遊矢の持ち物なのか...
アークの方は、絆や次元、人々やモンスターの心を繋ぐ軌跡だというのはわりあいハッキリしているのですが...


最後に、個人的にはARC-Vは好きな作品だったので、こんな批判される結果になったのは、なんだか悔しいです。以上